世界中に新しい可能性を創り出すVARK
まずは御社の事業内容、設立年、社員数などについてお聞かせください
VARKは2017年に創業し、今年8月で5周年を迎えました。大きく分けて2つの事業を展開しており、ひとつはバーチャルライブのプラットフォーマーです。3Dモデルを用いて3D空間でライブをしていただくことができ、かつVRまで配信可能な点が大きな特徴です。最近では、リアルなタレント様やアニメキャラクターを3Dモデル化したライブ制作も手がけています。
もうひとつが、メタバース事業です。エンターテインメントに特化し、ユーザーが難しい知識など必要なく、すぐに楽しめることを重視して開発しています。ユーザー同士の交流を楽しむことができるコミュニケーション機能に加え、ライブTシャツを購入して盛り上がることもできるなど、バーチャルライブを中心とした付加価値のついた空間を提供しています。従業員は現時点で業務委託の方を含め、40人強という規模です。
続きまして、杉本さんご自身のご経歴など、自己紹介をお願いします
もともとアニメが好きだったので、大学卒業後、大好きな作品に関わっている広告代理店の読売広告社に入りました。営業やメディアプランナーを経験した後、ある案件でWebアニメとゲームを組み合わせたコンテンツのプロデュースを担当した際、それまではWeb関連には関わっていなかったのですが、twitterですぐにユーザーからの反応が返ってくることに面白味を感じ、エンタメ系かつWeb関連のGREEに転職。その後はAmazonでコンシューマーゲームのバイヤー、LINEでは着せかえやクリエイターズ着せかえ事業の責任者などを担いました。
新卒からずっと大きな企業にいたこともあり、一度はベンチャーや小規模な会社で働いてみたいという思いと、組織に対してのナレッジを得たいという思いから、オズビジョンという組織にかなり向き合っていくベンチャー企業に入社しました。そこで執行役員として基幹事業のマネジメント、組織マネジメントの双方を経験した後、Saasや人材系の企業で執行役や新規事業担当を担いました。
そして2021年、事業と組織双方に向き合えるエンタメ系ベンチャーを探してVARKに参画しました。入社後は営業、ビジネス開発部長を経て執⾏役員に就任。現在、事業統括として全事業を見ているほか、人事も担当しています。
【TARGET】なら絶対に採用速度が上がると確信した。コミット力の高さも魅力!
もともと採用にどのような課題を感じていらっしゃいましたか?
ベンチャーにありがちですが、“急いで作る”ことを優先した結果、スキル重視の採用が多かったように思います。もちろんカルチャーやバリューもありましたが、浸透しきっていなかったんです。このままではいずれひずみが出ることは間違いなかったので、採用のフィルタリングを考えなければと感じていました。
では、採用アウトソースを利用しようと思った理由をお聞かせください
事業を見ながら、ひとりで人事もやるのは無理なので、権限を分散化していくことがそもそもの課題でした。採用担当者を採りたい思いもあったのですが、なかなか適任が見つからない状況でした。
そんなとき、知人経由でAttackさんの存在を知り、スカウトだけではなく戦略の壁打ちやさまざまフィードバックをしてくださると聞いて興味を持ち、お話しさせていただきました。お会いしてみたらAttackさんはとてもパワフルで、この企業と組めばいろいろなことがスムーズに動き、止まることなく前に進むだろう、今より絶対に速度も上がるだろう、と確信しました。
弊社のサービス【TARGET】導入前に類似サービスと比較検討されましたか? もし比較検討された場合、ご利用をご決断いただいた理由は何でしたか?
もちろんしました。変な言い方ですが、スカウトを送り、採用広報記事を作るだけなら、もう少し安く請け負ってくれる企業もあるんですよね。でもAttackさんとの打ち合わせを経て、最も精力的に動いてくれそうな会社で、しっかりと相談しながら進めていけると思えたことと、スピード感を感じたので、お願いしようと思えました。実際、起動するのも早かったです。最初のすり合わせからしっかり動いてくださいました。
スタート当初は【エンタープライズプラン】でご契約いただき、採用広報コンテンツ作成、ダイレクトリクルーティングメディアのスカウト、エージェントマネジメント、日程調整というフルバージョンをご活用いただきましたが、その感想を教えてください
まず採用広報についてですが、それまで自分たちはリソース不足もあり十分な量、クオリティの広報活動や媒体への記事掲出ができておりませんでした。そこでAttackさんにお願いしてみたところ、記事のクオリティーがとても高く、反応も大きかったんです。
その後、高頻度で記事を出すことを決め、現在は自社でライターさんをアサインする方向で引き取りましたが、採用広報の重要性や記事の作り方などとても勉強になりました。
ありがとうございます。採用広報以外も具体的に伺っていきたいのですが、ダイレクトリクルーティングメディアのスカウト運用についてはいかがでしたか?
正直、最初こそフィルタリングがすり合わないときもありましたが、素晴らしいのはそこで引いてしまう担当者さんがいなかったこと。すり合わないときはどうしたらよいか、積極的にコミットしてくれ、「こういう項目が見たい」という話をしたら、すぐに報告のフォーマットを変えてくださるなど、明らかに改善を繰り返してくれたんです。
そのコミット力の高さは、私たちにとって契約を継続させていただく大きな理由になっています。正直、最初は無理難題をお願いすることも多かったと思うのですが、すべて対応してくださったことからAttackさんの信頼値は高いです。
エージェントマネジメントへの向き合い方についてはいかがですか?
私たちも「こういうエージェントさんを見つけたのでつないでもらいたい」という要望を多々出しましたし、もともと数が多いので自社で担当をつけるのは無理だと思っています。
あまりにも量が多くなったときはいったん精査しようという話になりましたが、それ以外は「試してみたい」というこちらの希望をきちんと受けてくださって、とてもありがたく思っています。
日程調整についてはいかがでしょうか?
日程調整は特に助かっています! お願いしている職種がかなり多く、SESまで入れるとかなりの量ですので、自社で対応するとなると多くの時間が奪われてしまいます。ヒューマンエラーが起きるかなと思いきや、Attackさんはミスもほとんどありません。
ディスカッションを交わす地点から一緒に走ってくれる
【TARGET】は、貴重なパートナー!
定例ミーティングでは、どのようなやりとりが行われているのでしょうか?
ミーティングで最初から意識していたのは、“検証”です。私たちが求めているのは職種的にも母数が少なく、難易度が高い採用が多いので、メールの文面やフィルタリングがうまくいっているのかどうかが最も知りたい点だったんです。
だからこそ、「スカウトを送りました」という単なる報告ではなく、文言を変更したら前回とどれほど差異があったかなど、かなり詳細に検証してKPIを出していただき、“今回わかったことは何か”という報告を聞かせていただくことが多いですね。観点が足りないなと思ったときはオーダーし、次の定例までに分析を出してくださいます。
私たちの目的は、きちんとした人を採用して事業を促進させること。そこに遠慮していたら、会社なんて簡単に潰れかねない。御社とはフェアな関係ですので、足りないと思ったところは正直にそう伝えさせていただきましたし、もちろんAttackさんにも無理なものは無理と正直に言ってもらってかまわないと思っています。
では、改めて弊社サービスを利用されて、良かった、助かっている、というポイントをお教えいただけますか?
なんといっても、ものすごいボリュームのスカウトをきちんと送ってくださるのが第一です。私たちを挟むとスピードが遅くなることもあり、「じゃあどの職種を切りわけましょうか」「この職種なら、そちらにお任せできそうですね」などとディスカッションしながら決めることができるのは大変助かりました。
目的のためにどうしていくべきか、ディスカッションできる企業は、私たちにとって非常に価値があるんです。普通のアウトソーサーのようにタスクを切り出して「これをやっておいてください」ではなく、「こういう目的でやりたい」というところから話せるのはかなり助かりますね。
ありがとうございます! 最後に、もっとこんな業務も担って欲しい、こんなサービスもあったら良い、というご要望はございますか?
今後ご相談させていただきたいなと思っているのが、クロージングの際に送る文面です。内定を出したものの受諾に至らないケースがあるため、内定者にどのようなメッセージを送るべきなのか悩んでいます。最初にコンタクトする際の文面はアドバイスをいただいて改善を重ねてきた結果が出ているので、クロージングにも専門家のナレッジを注入していただけるとうれしいですね。